韓国でお家契約する流れって?どの不動産で契約するのが良いの?韓国に銀行口座がないけど大丈夫?
こんなお悩みを解消します。
海外で契約って不安ですよね。
私も韓国留学に行った際は、言葉が通じないのに契約できるのか心配でした。
そこで今回は、私が契約した体験もふまえて「韓国のワンルーム契約」について紹介したいと思います!
韓国でお家を探される時の参考にしてみてください。
韓国でワンルームを契約する流れ
韓国でワンルームを契約する時の、実際の流れを簡単にまとめてみました!
住みたいエリアや、ワンルームの条件、予算などをなるべく詳しく整理します。
できれば可視化できるように、メモに書くことをおすすめします。
- 韓国語で大丈夫な方:アプリや友達の紹介などから、現地の不動産とコンタクトをとる
- 日本語が良い方:韓国で日本語対応可能な不動産があるので、コンタクトをとる
なるべく条件は全部、詳しく伝えた方が良いです。
紹介してもらったワンルームの見学に行って、気に入ったところがあれば仮契約!
即入居可能であれば、パスポートor外国人登録書のコピーをとったり、書類にサイン、提示された保証金と手数料を振り込む(銀行口座開設の時間を考えて、保証金は現金のまま手渡しというパターンもあります)。
実際に保証金などの定められたお金を振り込まないと、仮契約のままになります。
入金が遅くなると、タイミングが悪ければ他の人に取られてしまうこともあるので、スムーズに入金しましょう。
不動産側で確認が取れたら、本契約です。
あとは契約書をもらって、入居するだけ!
※上記は、現地韓国でワンルームを見学してから契約する場合です。「見学せずに契約でも大丈夫!」という方は、事前に日本から契約していくことも可能です。
1番長く過ごす場所なので、見学には時間をかけても、気になるところは全部見てみ回った方が良いです。
ワンルームの支払いは、銀行口座がなかったら無理?
結論、短期契約(3ヶ月内)の場合は、韓国の銀行口座がなくても大丈夫です。それ以上の場合は韓国でも口座開設が必要となります。
韓国滞在が3ヶ月内だと観光VISAでの入国になり、銀行口座を開設する際に必要な「外国人登録書」が発行されないからです。
・3ヶ月内→不動産に事前に伝えて「手渡し支払いが可能なワンルーム」を契約。
・それ以上→外国人登録書の発行後、不動産で契約。大家さんの口座に、家賃や保証金などを振り込む。
基本的に家賃の振り込みはカード決済や手渡しは不可、銀行振り込みというパターンが多いです。
しかし、長期に比べると少なくはなりますが、手渡し支払いで短期契約できるワンルームもあります。
実際に私も3ヶ月でパスポートでの契約。保証金も毎月の家賃も手渡し支払いが可能なワンルームに住んでいました。
なので繰り返しになりますが、ワンルームの保証金や手数料などの支払いは、短期契約(3ヶ月内)の場合は銀行口座がなくても大丈夫です。
どこでワンルームを契約する?韓国語できなくても大丈夫?
「韓国でワンルームを契約する流れは分かったけど、どこで契約したら良いの?」となりますよね。
契約するパターンは主に3つ。
- 韓国現地の不動産で契約
- 日本語可能な韓国不動産で契約
- 大家さんに直接契約
では1つずつ見ていきましょう。
①韓国現地の不動産で契約
韓国語にある程度自信がある方、韓国に詳しい友達がいる方向けの契約方法です。
お金が絡んでくる契約なので、きちんと韓国語を理解する必要がありますが、その分②の契約方法より手数料が安くなることがほとんどです。
友達の紹介などで良い不動産に巡り会えたら、オプションを無料で付けてくれたり、家賃交渉など、サービスしてくれたりします。
また、サイトで調べて自分が住みたいエリアの不動産に行くか、アプリを使って調べる方法もあります(あとで書きますが、アプリを利用する際は注意が必要です)。
②日本語可能な韓国不動産で契約
韓国語に自信がない方や、契約事は日本語ができる不動産が安心という方向けの契約方法です。
日本人が案内、トラブル対応、手続きをしてくれるので、初めて韓国でワンルームを契約する方にとっては安心です。
また、スタッフの方が見学に行って写真を送信してもらい、日本から契約していくことも可能です。
ただし、手厚いサービスがある分、手数料は1ヶ月分の家賃+コンサルティング料が必要と、①③に比べて高くなります。
③大家さんに直接契約
韓国語に自信がある方向け。
仲介手数料がかからないので①〜③の中で1番安い契約方法になります。
ひとつずつ自分で探しに行く手間と、契約や部屋でのトラブルが発生したら自分で対処するリスクは伴いますが、直接家賃交渉ができるため大幅に家賃を下げれる可能性があります。
韓国でワンルームに住んだ感想
ワンルームの契約に関しては、「韓国現地の不動産を友達から紹介してもらう+韓国に詳しい友達について来てもらう」が1番おすすめの方法です。私の経験上、やはり外国人となると値段を高くされたり、契約書の内容にミスがあっても気づかないリスクもあるので…。
ワンルームに関しては、エリアや条件によって値段も雰囲気も大きく変わります。
自分が求める絶対条件と、妥協できる点を明確にしていた方が、ワンルーム選びがしやすくなると思います。
私は1週間ほど見学に費やしましたが、韓国生活する中で長く過ごす場所だからこそ、ワンルーム選びに時間をかけて良かったなと思いました。
海外生活していると、気づかない内にストレスがたまっていたり、疲れやすくなったりします。
そんな時にも、ワンルームはプライベートが確保されていて、自分の時間をゆっくり過ごせるのでとても快適でした!
私が住んできたワンルームの詳しい家賃はこちらの記事に書いています↓
韓国ワンルーム契約のデメリット・メリット
デメリット
- ゴミ袋の購入が必要
- 建物の清潔さが、大家さんに左右される
- オプションがなければ、家具を自分で購入しないといけない
メリット
- 周りに気を遣わずに過ごせる
- 部屋に友達や家族を呼べる
- シャワーや洗濯の時間を気にしなくて良い
- いつでも宅配を頼める
韓国でワンルーム契約する時の注意点5つ
- 家探し中のホテルを確保
- 物件アプリは参考程度に
- 契約時には韓国人について来てもらう
- 細かいところまで見学する
①家探しする間のホテルを予約する
韓国で初めてワンルームを契約する方で、入国してから見学に行こうという場合は、家探しをする間のホテルを予約していくことをおすすめします。
特に留学やワーホリとなると荷物が多いので、着いてからなるべく早く荷物を置ける環境を作った方が楽です。
口座など作る時間を考えると、余裕を持って1週間ほどホテル予約していると安心です。
ホテルを選ぶ際はワンルーム契約しようと思っているエリアがあれば、その近くに。まだ決まっていなければ、地下鉄やバスの便が良い場所でホテルを予約しましょう。
引っ越しや見学する時、移動の手間が省けます!
②物件アプリを頼りすぎない
先ほど紹介した「韓国現地の不動産で契約」を選んだ場合、ワンルームの物件検索にアプリを使う方も多いと思います。
有名な직방や다방は、自分の条件に合ったワンルームを探すのに優れていて便利ですが、実際に存在しない物件が掲載されていたり、写真と全然違う!なんてこともあります。
アプリは情報収集のひとつとして利用し、見学に行く際は事前にしっかりサイトで調べるなどの注意が必要です。
③契約は韓国人について来てもらう
これは日本でも同じことですが、外国人ひとりで契約に行くと、出会う不動産や人によっては真摯な対応を受けれないことがあります。なので、韓国人か韓国に詳しい友人に、見学や契約の際は一緒について来てもらう方が安心です。
一緒について来てもらうことで、契約にミスがないか反復確認もできます。
実際に私も家トラブルがあり、ひとりでエージェントに行ったのですが、その際はとても高圧的な態度で対応されました…。後日、韓国の友人と在韓日本人の2人について来てもらった際は、態度がコロッと変わる…という嫌な経験をしたことがあります。
自分の身を守るためにも、用心はあるに越したことはないです!
④水まわりやオプションなど、見学の際にしっかり確認する
見学の際に1番確認してほしいのが、水回りと換気!
これを見落とすと、毎日めちゃくちゃストレスたまります…。
部屋の綺麗さやセキュリティは目につきやすいのですが、台所やトイレの水がしっかり流れるか。換気扇は回るか、タバコ臭くないかなど、実際にさわって確認してみてください。
特に韓国の冬は厳しく、部屋との温度差が大きいので、換気や風通しの確認は必須です。
⑤契約書は必ずコピーする
何かトラブルがあった際に、契約書がなければ証明できるものがなくなってしまいます。
万が一に備えて、コピーをとっておいた方が安心です。コピーが難しければ、写真でもOK。
原本とは別の場所で、大切に保管しておきましょう。
韓国で家を探して、快適な留学ライフを!
今回は、留学生がワンルームを契約する方法と注意点について紹介してきました!
初めての韓国ワンルーム契約は緊張しますが、後悔のない契約ができるよう、注意点を気にしながら見学してみてくださいね。
この記事が、韓国留学やワーホリでワンルーム契約する方の参考になれれば幸いです。