韓国バスって難しそう…。お会計とか乗り場とか、韓国語が分からなくても大丈夫?
こんなお悩み解消します。
- 必須の韓国バスアプリ
- 詳しい調べ方(写真つき)
- 日本とちょっと違う乗り方
- お会計の方法
- 注意点
- まとめ
韓国旅行に行くとよく見かけるバス。乗るにはちょっと勇気がいりますよね。
でも、韓国はバスと地下鉄をうまく組み合わせると、移動が本当に楽になります!
そこで今回は、初心者の方でも安心な「韓国バスの乗り方」を詳しく説明していきます。
この記事を読んだら、インスタやブログで見つけたローカル店にも行けちゃいますよ!
ダウンロード必須!韓国バスアプリ
韓国人が1番よく使っている地図アプリ「NAVERマップ」。
地図機能だけではなく、バスや地下鉄の乗り換え案内もできる優れものなんです。
アップデートにより、日本語対応も可能になりました!
韓国旅行の際は、必須のアプリになります。
お得に乗車する方法
バスを降りてから30分以内に、次のバスの乗り換えたら追加運賃が0円になります。
距離が増すにつれて上がる追加料金が発生しないので、乗継が多い人ほどお得になるシステムです(現金支払いの場合は適用外で、乗車の度に料金が発生します)。
乗換割引以外にも、交通カードで支払うと、地下鉄やバスの通常料金も現金に比べて安くなります。
なので旅行者の移動は、圧倒的に交通カードがお得です!
割引乗換は30分間隔で、最大4回まで可能です。
【調べ方】乗りたい韓国バスの見つけ方
(例) 江南(カンナム)駅〜東大門(トンデムン)まで行く場合
アプリを開くと、検索ウィンドウがあります。
そこに今回の目的地「カンナム」と打ち込むと、候補が出てくるので「カンナム駅」をタップします。
するとカンナム駅の地図が出てくるので、下部にある「出発」を選択します。
次に出発地の下にある検索ウィンドウに、目的地である「トンデムン駅」を入力します。
候補が出てくるので、行きたい場所をタップ。
すると「トンデムン駅1号線」と、より詳しい場所を提示してくれるので、そちらを選択します。
出発地と目的地が選択できたら、検索結果が表示されます。
薄めの青で、バスマークに番号がふられているものが「バス」。他の色で、号線が書かれているものが「地下鉄」になります。
検索結果には「バスのみ」「地下鉄のみ」「バス+地下鉄」など、効率的な乗換手段が提示されます(結果は、目的地と出発地によって異なります)。
今回はバスの乗り方なので、420番バスを選択します。
選択すると、バスのより詳しいルートが表示されるので、時間や料金、バス停の名前を確認します。
上部にはバスのルート地図が出てきて、下部にはバスがあとどのくらいで到着するのか知らせてくれます。
これだけではバス停の場所が分からないので、地図を拡大します。
すると、出発地のバス停がどこにあるのか、詳しい場所を見ることができます。
さらに、バス番号をタップすると詳しい路線図も確認できます。
韓国語と日本語が混ざっていますが、バス停何個分で降りるのかが確認できるの、旅行者はより安心です。
あとはバス停に向かって、調べた番号のバスに乗るだけでOKです!
※地下鉄の場合
今回の説明とは外れますが、地下鉄を選択した場合も同じように号線や時間、乗換駅が表示されるので、確認して乗ってください。
上記の通り、NAVERマップでも検索できますが、地下鉄専用のアプリ(日本語対応)があるので、旅行者の方はそちらが便利かなと思います。
【乗り方】ちょっと日本と違う、韓国バスのシステム
乗車時(前方の扉から)
- バスが来たら、手を前に出すなどしてアピールする
韓国はバス停に乗りそうな人がいなかったり、停車せずにそのまま行ってしますことがあります。また、日本よりも圧倒的に本数が多いので、停車している時間はほとんどありません…。
自分が乗りたいバスが来たら、その近くまで行って、軽く手を前に出すなどのアピールが必要です!
バス停の雰囲気から、明らかに同じバスに乗ろうとしている人が多い時はアピールしなくても大丈夫です。
バス車内
- アナウンスは2つ先の停留所まで
韓国バスの車内では「次の停留所」「次の次の停留所」まで一緒にアナウンスされます。
自分が降りる駅と混乱しないように、注意が必要です。
- 座席につくか、ポールをしっかり持つ
韓国バスはとにかく運転があらい!
お客さんが席に着くまで待つとかはないので、乗車したらすぐにポールにつかまるか、席につくようにしてください(笑)。
韓国のバス車内は、フタがきっちり閉まるもの(タンブラーやペットボトル)以外の飲み物の持ち込みが禁止されています。
テイクアウトしたものは飲み切ってから乗車しましょう。
降車時(後方の扉から)
- すぐ降りれるように準備
降車時は日本と同じようにブザーを押して、後ろの扉から降ります。
ゆっくりしてると降車前に扉を閉められてしまうので、あらかじめカードを準備して、扉付近にいましょう(運転中は危ないので、停車時に移動してくださいね)。
パリパリ文化(早い)の韓国は、バスの乗降車も驚くほどスピーディー。初めは戸惑うかもしれませんが、上記を覚えておけば大丈夫です。
【お会計】韓国バス内で使える支払い方法
- 現金
- 交通カード(T-money)
現金の場合は、1000ウォンと硬貨のみ使用できます。
しかし、旅行者は地下鉄やコンビニ、バスでの支払いに使える「交通カード」の方が便利かなと思います。
PITAPAやSuicaのように、機械にピットかざすだけ。お金の計算もしなくて良いので、スムーズです。
また先ほど説明した通り、交通カードなら割引があるので、お得に乗車することができます♪
車内でチャージはできないので、事前にコンビニや駅でチャージを済ませてから乗車してください。
【注意点】韓国バスに乗る時はこれだけ意識して!
進行方向
「行きたい方面と反対のバス停に向かっていた…」なんてことがないように、地図でよく確認してから向かうようにしてください。
乗り方のSTEP5でも説明したように、地図を拡大させると、向かうべきバス停の場所が細かく表示されます。
バス停にも名前や路線図が書いてあるので、バス番号を確認したうえで乗るようにしてください。
バス停
江南や明洞など主要エリアのバス停は、いくつものバスが乗り合っていて、混雑していることもしばしば。
自分が待っているところまで、バスが来てくれないこともよくあります。
乗りたい番号のバスが見えたら、自分から近づいて行って乗りましょう。その際に「私乗りますからね!」オーラを出さないとスルーされちゃうこともあるので、気をつけてくださいね。
韓国バスを乗りこなして、行きたかったあのお店へ!
今回は、初心者も安心できる「韓国バスの乗り方」について紹介してきました。
料金が安いうえに、交通カード使用で割引も適用される韓国バス。
地下鉄と上手に組み合わせることで、ちょっとローカルな食堂や離れたカフェも訪れることができます。
韓国旅行の際はバスを使って、いつもよりちょっと羽を伸ばしてみてくださいね。
旅行前には必ず「NAVERマップ」のダウンロードをお忘れなく!