開催地が石川県穴水町ということで、地元で人気のパン屋さん「メルヘンベーカリー」に行ってきました!
アクセス抜群!穴水駅から徒歩5分
穴水駅から徒歩約5分。駅から本当に近いので、アクセス抜群です。
大通りに面しているので、車で行かれる方も安心。
駐車場はお店横に設置されており、十分なスペースが確保されていました。
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開放感のある広い店内
赤の屋根とガラスの重い扉、白い階段。名前の通り、まさにメルヘンを感じる外観。
夏限定、アイスを挟んだパンの張り紙にそそられつつ、店内へ。
扉を開けるなり流れ込む、パンが焼ける良い香り。
レジ奥が厨房、横ではご主人が食パンを切る姿が見える。作る人を自分の目で見て、その人がつくったパンを、自分で選んで自分で食べる。そんな安心と贅沢があるだろうか。
ゆったりと幅が持たれた店内は、奥にイートイン出来るスペースも。
ここで焼きたてのパンを頬張りたい…。
でも、今回はテイクアウトだから、トングとトレーを持ってパン選びに。
懐かしさと新しさが混ざり合う豊富な種類
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パンは主に
・冷蔵ケース:サンドイッチやジャム
・レジ横 :小さめでベーシックなパン
・中央 :バケット生地を使用したパン
・窓際 :惣菜パンや菓子パン、創作パン
と、4つのコーナーに分かれる。
まずは、ひとつひとつにご挨拶へ。
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それぞれのスペースを確保しながらも、棚にぎっしり並ぶパンたち。
カスタードやアーモンドクリームがサンドされた、クロワッサンにデニッシュ。その融合は知っているはずの喜びなのに、わくわくしてしまう。
でも、メロンパンやクリームパンに安定を求めたい気持ちも。
焼きそばパンや餡フライなど、その懐かしさに心惹かれつつ。
そこへ、バケットサンドやもちもちショコラなどの新しい誘惑も入ってくる。
そんな種類の多さに軽くパニックになりながら、同じ道を何度も何度も歩く。
吟味する度に、トレーへパンが増えていき、最後に選び抜いたのは6点。
・鴨のサンド260円
・チョココロネ160円
・枝豆エピ230円
・もちもちショコラ120円
・塩パン 70円
・フルーツサンド250円
色んな形のパンがバラバラの方向をむいて、トレーに収まっている瞬間が好き。
既に幸せに溺れながら、お会計へ。
ほんのり甘い人
「ここへ来たら絶対に寄りたいと思っていたんです。今日やっと来れました。」
「嬉しいねぇ。どこから来られたんですか?」
そんな会話をしながら、包んでくださるパン。
控えめだけれど、自然に会話が進んでいく。
優しい笑顔のご夫婦に、既にあった幸せがさらに温まる。
帰りには「みなさんでどうぞ」と食パンを袋につめてくれた。
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素直においしいパンたち
家に帰って、買ってきたパンをひとつひとつ味わう。
・鴨のサンド 260円
スモークされた鴨。口いっぱいを占拠する香りに、マヨネーズが混ざってまろやかな味わいに。
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・チョココロネ 160円
後ろ姿にノックアウト。中はペースト状だけど、最後の瞬間はチョコをポリポリ。
水分が奪われて、甘ったるくなる心地良さ。
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・枝豆エピ 230円
ハード系だけど、菓子パンよりの堅い生地。
枝豆の食感とベーコンチーズの塩気に、お酒が欲しくなる。
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・もちもちショコラ 120円
もちもちを追求した、最高の配合とのこと。
一口サイズのパンをほりこむと、ほとんどお餅に近い食感。中には、チョコクリームが入ってる。
もちもちトロトロが、一口の瞬間に最大限のパフォーマンスをする。
・塩パン 70円
昔ながらの値段には釣り合わない味。
あっさりした生地に、表面はバターと塩が染みこんでいる。
トースターで軽く焼くとテカテカが蘇り、焼き立てのじんわりを楽しめる。
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・フルーツサンド 250円
2つに分かれている様に見せかけて、実はこれで1つ。
可愛らしいけど、思いっきり口を開けて食べるフルーツサンド。生クリームはほとんど甘くなくて、シロップ漬けされたフルーツの甘みでいっぱいに。
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どのパンも、どこか懐かしさを感じる味。
余計な雑味が無いから、素直にパンのおいしさを楽しめる。
食べた中でも、チョココロネのボリュームと甘ったるさはたまらなかった。
トルネードのパンでは、到底受け入れられない程のチョコクリーム。子どもの時に感じたわくわくを取り戻してくれるはず。
懐かしさ、新しさ、安定感、子ども心。
いろんな記憶と志向が、味に変わり、全部がひとつのお店に詰まった神秘的なパン屋さん。
選ぶ時、味わう時に感じる、ホッとしたりわくわくしたりする、自分の中の感情。
そんな沢山の感情の変化が、パンひとつで生まれている。
まるで、パン屋さんから物語が始まっているみたいに。
だから、きっとそこは、メルヘンベーカリー。
住所 :石川県鳳珠郡穴水町川島キ115
アクセス:穴水駅から544m
電話番号:0768-52-2511
営業時間:7:00~
定休日 :日曜日